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浣腸による事故を肛門科的に考察しました
(2019年5月13日加筆修正) 院長の佐々木巌です。 2019年2月20日、高知市内の医療機関で浣腸で直腸に穴が開くという事故が起きた、との報道がありました。 医療従事者はこれを「浣腸による直腸穿孔事故」と表現しますが
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年末の手術を12月14日までに終了する理由
(2019年5月9日加筆修正) 毎年なのですが、年末に手術を希望される患者さんがおられます。 気持ちはよく分かります。 年末年始の休みを利用して治療出来ると便利ですからね。 なぜ年内の手術を12月14日までに終了するのか
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痔瘻手術を受けた肛門科医(5)痔瘻治療に取り組んだ話のまとめ
院長が自分自身の痔瘻治療についてお話しした記事のまとめです。そして、大阪肛門科診療所が「患者さんが自分らしい判断をするために必要なサポートをしたい」と考えるようになった経緯を記しました。
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痔瘻手術を受けた肛門科医(4)自分自身の術後にケアをどうやったか
大阪肛門科診療所院長の佐々木巌は、自分自身が患者として痔瘻の手術を受けたときに手術後のケアをどうやっていたか、当日の過ごし方などをお話しします。
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痔瘻手術を受けた肛門科医(3)手術翌日と治るまで
実際に自分が痔瘻になり自院で手術を受けた肛門科医が、患者さんが不安に思っている手術後の痛みや生活について、体験を元に解説します。
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痔瘻手術を受けた肛門科医(2)麻酔と手術中のこと
肛門科医である私自身が受けた痔瘻手術、その時の麻酔のことをお話しします。仕事を休めないので局所麻酔・切開開放術を選択しました。肛門の麻酔は痛いという評判ですが・・さあ、どうなんでしょう?
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痔瘻手術を受けた肛門科医(1)肛門科医が自分自身の痔瘻手術を決心したときのこと
大阪肛門科診療所の院長、佐々木巌は自身でも痔瘻になり手術を受けた経験があります。患者さんに対して手術に誘導するような説明は行っていないのですが、自身は手術を選択し、その結果に満足しています。手術を選択した根拠、その判断が可能だった理由を書きまた。
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手術を何度受けても切れ痔を繰り返す理由
(2019年5月10日加筆修正) 庄屋と小作、本家と分家などの風習が根強く残っている環境で生まれ育った超田舎者の佐々木みのりです。 当院は自由診療です。 だからというわけではないのでしょうが、痔が治らず色々な施設を転々と
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酸化マグネシウムを止めたら便通が良くなったという人、本当に多いです
(2019年5月14日加筆修正) 実は患者さんの誰よりも便秘がひどく、なかなか自力排便がない佐々木みのりです。 便通に良かれと思って飲んでいる下剤が、もしかして便秘の原因かもしれない って言われると、えっ?って思うでしょ
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切れ痔が治らない理由
毎日排便しているのに切れ痔(裂肛)が治らない人は、排便してもきっと出残り便がある。切れ痔(裂肛)が治らないのは原因である排便を治していないから。当院ではそう考えて治療しています。何年間も切れ痔を繰り返してきた患者さんが、2週間で切れなくなった理由はそこにあります。