痔の治療・手術の手順、費用について
大阪肛門科診療の診療方針痔の原因である便通の見直し
当院の理念は手術を避ける技術の追求ですが、その一環として必ず排便の見直しを行います。
当院の治療では便通の管理が主役、痔の薬や手術治療は当院では脇役です。ほとんどの受診患者さんに対して便通の管理を実践し、また実践した多くの患者さんに変化を感じて頂いています。こういった治療方針に抵抗を感じる方や、当院を受診するかどうか迷う方には、まず保険診療の肛門科を受診することをお勧めします。
保険診療で満足な治療が受けられたら、それが一番良い選択です。でも、もしも何かが足りないと感じたら、その時は私たちがお役に立てるかも知れません。"
痔の治療・手術費用について
大阪肛門科診療所は保険診療をしていません。
健康保険の効かない自由診療です。
保険診療には様々なルールがありますが、当院はこの制限がありません。独自の方針・技術で治療ができます。当院の便通を正す治療は、当院独自のものです。便通を正す治療を行うと手術なしで治るケースが増加しますので、手術件数は減少、収益も減収となります。経営のバランスを考えた結果、現在の診療費を設定いたしました。当院の診療費用は保険診療に比較してかなり高額なのはこのような事情です。
当院を受診するかどうか迷われる方は、まず保険診療の施設で専門医を探して受診されることをお勧めします。標準治療で納得できる方は当院に受診する必要はありません。
費用について
診療費用 ※2024年7月1日受診分より一部改訂 | |
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初診の方
4万円前後(お薬が出た場合、別途加算) |
再診の方
約1万円(お薬が出た場合、別途加算) |
目安
(上記以外に費用が加算される処置の代表的なもの)
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日帰り手術費用(日帰り入院費込)※2024年7月1日受診分より一部改訂 | |
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痔核・裂肛
48〜52万 |
痔瘻
50〜60万 |
入院手術費用 | |
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入院手術は現在休止中です |
治療の流れ
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ご予約
お電話、または本ホームページ内のご予約ページからお申し込み下さい。対応は当院のコールセンターが行います。
お電話からご予約・・ご予定が合えば1度のお電話で予約が完了します。お電話の際に受診に必要な説明をいたしますので所要時間は5分〜10分程度です。
本ホームページ内ご予約ページからご予約・・何度かメールのやり取りの後、ご予約が完了します。予約完了までの所要時間ですが、最速でも半日、通常は2日程度かかります。当院のコールセンターが対応できない日には対応が中断します。ご了解下さい。 -
【初診】受付
初診の方は診察開始時間の20分前までに受付までお越し下さい。まず問診票をご記入頂きます。一般的な問診票よりも分量が多いです。問診票を書き終わったらご自身の番号札を受け取って、待合室でお待ちください。なお、当院はプライバシーに配慮し、お呼び出しはお名前ではなく、番号札で行っています。
待合室はパーティションでふたつに分かれています。一般の診察時間では、一方が男女兼用、一方が女性専用になっています。女性専用の診察時間では男性の立ち入りをお断りしていますから、すべて女性専用となります。なお、一般の診察時間でも男性専用のスペースは準備していません、ご了解ください。
診察は完全予約制ですが、患者さんとの対話を大切にする方針のため診察時間が延びがちです。お約束の時間どおりに診察が始められないこともありますので、ご理解のほどお願いします。特に初診の時は診察開始から終了まで2時間〜3時間かかる人も多いです。どうぞお時間には余裕を持って受診なさってください。 -
診察室へ
ご自身の番号が呼ばれたら診察室にお入り下さい。はじめは座って担当医と対面していただきます。
診察は問診から始めます。お困りのこと、受診に至った理由など、遠慮なくお話し下さい。言い忘れそうな方はポイントを紙にまとめておくのも良い方法です。(紙1枚以下が適量です) -
肛門診察
いよいよ肛門診察です。診察は目で見る視診、指で肛門内を触診する直腸指診、肛門内を目で観察する肛門鏡診を行います。必要な方には吸引して腫れ具合を確認する吸角診を追加します。