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産後の痔 〜授乳と治療のタイミング〜
二人目出産後は産後すぐから子連れ出勤して、診察の合間に授乳をしながら仕事をしていた佐々木みのりです。 先日は妊娠中の痔について書きました。 以前の記事はコチラ↓ 「妊娠中の痔 ~手術は原則しない~」 今日は出産後の痔の治
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妊娠中の痔 〜手術は原則しない〜
妊娠したら痔になる と世間ではよく言われますが、私はこれ、間違っていると思っています。 もしこれが事実なら、出産経験のある女性は全員痔になっているはずだし、出産回数が多いほど痔がひどくなっているはずです。 でも実際は違い
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手術よりも便秘の治療
(2019年5月6日加筆修正) 本当は手術が得意なつもりの院長の佐々木巌です。 当院は手術を避ける技術を大切にしている肛門科です。 よその医療機関で手術だと言われた、しかし手術したくないという患者さんが多く来院します。
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手術が必要な痔は本当に少ない 〜痔のほとんどは手術しなくても良くなる〜
(2019年5月14日加筆修正) 先日のブログで痔の手術の話を書きました。 是非そちらの記事を読んでから今日の記事を読んで下さいね。 「痔は手術しないと治らないのか?(手術しても治らないかも?!)」 結論から言うと、手術
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専門外の先生が脱肛と間違えて手術してしまっている3つの痔
当院は自由診療です。 保険が効きません。 保険診療の肛門科に比べると治療費が高いです。 だからと言うわけではないのでしょうがセカンドオピニオンの患者さんが多いです。 あちこちの肛門科(を掲げる施設)を回ってから最後の砦だ
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痔を放置すると癌になるのか?
(2019年5月10日加筆修正) 当院は自由診療です。 保険が効きません。 だからまずは保険の効く近所の肛門科(決して専門とは限らない)を受診して、何か疑問に感じたら、治らなければ受診しよう・・・と、セカン
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肛門が狭くなる原因 〜肛門狭窄症〜
講演ばかりしているので時間制限のある学会発表が苦手な大阪肛門科診療所 肛門科女医で専門医・指導医の佐々木みのりです。 先日、学会で肛門狭窄について発表をしてきたので、ブログでも患者さん向けにまとめ記事を書きたいと思います
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肛門狭窄症の診断 〜本当に肛門が狭いのか?〜
先日、久々に学会で発表したのですが、100枚近くあったスライドを、あれこれしゃべらず1点集中ということで20枚くらいに絞ったため(院長検閲により多くのスライドが削られます😅)、他の部分についてはブログで書きたいと思います
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肛門狭窄症の治療 〜過剰手術にならないように〜
(2019年5月12日加筆修正) 今年も学会発表よりも講演の方が多い佐々木みのりです。 先日学会で発表した肛門狭窄について、今日は治療の話をしたいと思います。 痔と同じく、保存治療と手術治療に大別されます。 保存治療で治
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年末の手術を12月14日までに終了する理由
(2019年5月9日加筆修正) 毎年なのですが、年末に手術を希望される患者さんがおられます。 気持ちはよく分かります。 年末年始の休みを利用して治療出来ると便利ですからね。 なぜ年内の手術を12月14日までに終了するのか