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痔ではなく「便秘だけでも治療してもらえますか?」という問い合わせに対するお返事
患者さんの誰よりも便秘がひどい佐々木みのりです。 海外や遠方の患者さんのために設けた診療所の問い合わせフォーム。 そこに時々、病状の相談があります。 無料相談フォームではありませんし、それよりも何よりも、診察してみないと
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痔を治して通院を終わらせようよ
当院は自由診療。 保険が効きません。 だからセカンドオピニオンの患者さんが多いです。 中にはあちこちの肛門科(を掲げるクリニック)を回ってから来られる患者さんも結構おられます。 そこですごーく疑問に思うことがあるのですよ
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痔からの出血だと思っていたら直腸癌だったという悲しい経験
当院は肛門科のみの専門施設です。 肛門科以外の診療は一切していません。 大腸の検査も内視鏡専門の上手な先生を紹介して行ってもらっています。 当然、私たちの外来を受診される患者さんは痔や肛門周囲の皮膚疾患、便秘の人なんです
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妊娠中の嵌頓痔核について
痛みに弱い院長の佐々木巌です。 私は自分でも痛みに弱いと知っています。 患者さんが痛いのも分かります。 (自分も痔瘻になったしね・苦笑) 今回はメール相談へのお返事ブログです。 タイトルの通り妊娠中に嵌頓痔核を発症してし
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溜まっている膿を出さずに抗生物質を飲まないで
本の執筆に忙しく作家になった気分の佐々木みのりです。 当院は自由診療です。 保険が効きません。 保険診療の肛門科に比べると診療費が高いです。 だから色々なクリニックを回ってから最後に受診される患者さんが多いです。 セカン
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出残り便秘の治療は一生続くのか?
院長の佐々木巌です。 出残り便秘という言葉は当院の造語で、医学用語ではありません。 この病態に使用するべき正式な医学用語もあるのですが、その用語は複数の解釈があるため、使うと定義の問題で混乱を来します。 私たちが伝えたい
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便秘を治療したら過敏性腸症候群が治った患者さん
(2019年5月6日加筆修正) 滅多なことではお腹を下さない院長の佐々木巌です。 先日来られた患者さんがおっしゃいました。 「出残り便秘の治療だけで、過敏性腸症候群の症状は全く出ていません。快適です。 朝のうちに完全に排
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産後、授乳中の痔の治療について
大阪肛門科診療所のホームページには「お問い合わせフォーム」を設けています。 これは海外から受診される患者さんのために設けたフォームです。 無料お悩み相談フォームではありません。 つらい気持ち、耐えられない症状は良く分かり
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「切らない治療」という甘い言葉の罠
最近、気持ちにカラダが付いて行かず困っている大阪肛門科診療所 肛門科女医で専門医・指導医の佐々木みのりです。 今日は、よくある患者さんの勘違いについてのお話しです。 手術件数を誇る医師や医療機関が多い一方で、患者さんサイ
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便秘診療についてのご質問
自分も出残り便秘である院長の佐々木巌です。 当院ではほとんどの痔の原因は出残り便秘および鈍感便秘である、と考えています。 「出残り便秘・鈍感便秘 〜その残便感は便秘かもしれない〜」 出残り便秘・鈍感便秘は当院の造語で医学