2019年GW入院手術当日の入院食と患者さんの様子
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昨日、無事に入院手術と日帰り手術を終えました。
当院は手術当日入院です。
手術を受ける日の午前中に来て頂いて順番に手術をしていきます。
何件くらい手術をするのか?
何件なら可能なのか?
施設や医師にもよると思うのですが、当院では1日の手術件数は午前中に3件、午後に3件の予定で手術を受けています。
手術方法にもよるのですが、手術をやっている時間は、痔核の半閉鎖式結紮切除術や単純痔瘻の手術だと15〜30分くらい、分離結紮術だと10分くらい、複雑痔瘻などは30分以上かかることもあります。
また痔核を1カ所だけ切除する場合と6カ所切除する場合では当然、同じ痔核(脱肛)の手術でも手術時間は違います。
患者さんによって本当に違うため、点滴したり入れ替えの時間も考慮して、一人1時間みています。
お昼休憩も取りますし午前3時間、午後3時間というスケジュールで手術予定を組んでいます。
今回は「どうしても受けたい」という患者さんが多く予定を大幅に超え8件となりました😓
この記事の目次
手術日の昼食
午前中に手術を受けた患者さんは手術後に
午後から手術の人は手術前に
昼食を食べることになります。
今回の入院手術当日の昼食はチアリのグルテンフリー軽食弁当でした。
豚汁が大きな器に入っていて、結構おなかいっぱいになりました。
手術前後の食事は量が多いと体に負担がかかるため、手術当日の食事は少なめの軽食にしています。
特に手術前はお腹いっぱいになるまで食べ過ぎると、手術の姿勢がうつ伏せなので、腹部を圧迫されると気分が悪くなったりすることもあります。
だからと言って昼食抜きもオススメ出来ません。
おなかが空きすぎて気分が悪くなる人もいるからです。
だから軽めに食べることをオススメしています。
それは日帰り手術を受けられる患者さんにも言えることです。
当院では絶食にしたり便を止めたりしません。
いつも通り生活して、ちょっと軽めにご飯を食べて手術を受けに来て下さいね。
手術当日の夕食
昼食が軽めだったので夕方5時頃になるとしっかりお腹が減っています。
手術当日の夕食は消化に負担がかからないグルテンフリー・カゼインフリーに加え、動物性食品不使用のNaturalなkitchenなつきさんのお弁当です。
ハンバーグも入っていますが肉不使用です。
マカロニもグルテンフリーなので米粉のマカロニです。
なつきさんの玄米はやわらかくてモチモチ。
白米よりもビタミンが豊富で食物線維も多いため便通にとても良いです。
デザートも付いています↓
低カロリーなのに食べた直後は満腹感があります。
就寝前には小腹が空いている状態。
その方が熟睡出来ますし翌日の便通にも良いのです💩
手術当日の患者さんの様子
今回は親子で入院されている患者さんが一組と、子連れ入院の患者さんがお一人と、親子が2組。
病室を回るとホッコリされてました😊
皆さん、手術の時には緊張されていますが手術が終われば一段落。
術後の痛みも想像していたよりも全然軽いと言われます。
術後はあまりの痛みで悶絶し、脂汗を流しながらベッドの柵にしがみついて過ごした・・・なんてことは当院では皆無です。
術後も普通に椅子に座って食事をし、ベッドの柵にしがみつかず普通に過ごされていました😊
鎮痛剤も手術が終わってから2回飲めば終了というケースが多いです。
今回はGWが大型連休ということもあってか、診療所周辺がとても静か。
夜もゆっくり眠れそうです😊
診療所のセラピードッグ「ラブ」🐾
手術の時はラブが目の前にいます🐶
緊張している患者さんも
ラブを触ると落ち着くようです😌
元皮膚科医という異色の経歴を持つ肛門科専門医。現在でも肛門科専門医の資格を持つ女性医師は20名余り。その中で指導医の資格まで持ち、第一線で手術まで担当する女医は10名足らず。元皮膚科医という異色の経歴を持つため、肛門周囲の皮膚疾患の治療も得意とし、肛門外科の医師を対象に肛門周囲の皮膚病変についての学会での講演も多数あり。
「痔=手術」という肛門医療業界において、痔の原因となった「肛門の便秘」を直すことによって「切らない痔治療」を実現。自由診療にもかかわらず日本全国や海外からも患者が訪れている。大阪肛門科診療所(旧大阪肛門病院)は明治45年創立の日本で2番目に古い肛門科専門施設でもあり日本大腸肛門病学会認定施設。初代院長の佐々木惟朝は同学会の設立者の一人である。
2017年10月には日本臨床内科医学会において教育講演を行うなど新しい便秘の概念を提唱。