この病気は、血豆(血栓)のせいで、肛門のふち(外側)が、まるで「いぼ痔(痔核)」のように腫れ上がったもの。皮膚が引き延ばされてヒリヒリとした灼熱感を感じる方が多く、動作に伴う痛みは強く、排便やじっとしている時の痛みは弱い傾向があります。大きさは米粒大から親指を超える大きさのものまで様々ですが、これを超える大きさの場合「嵌頓痔核」と呼ばれることもあります。

原因はうっ血で、一般的には立ちっぱなし・座りっぱなし・冷えがきっかけになるとされていますが、当院では出残り便秘®(注)により直腸に残った便の影響が大きいと考えています。突然発症しますが、通常自然に治ります。 典型例では、痛みは数日で軽快に向かい、腫れは2週間以上かかって縮みますが、経過は個人差が激しいです。

間違いやすい要注意の病気として、肛門周囲膿瘍、肛門の癌、嵌頓痔核(嵌頓痔核は基本的に血栓性外痔核と同じ病気と考えていますが)などがあり、やはり自己判断は危険です。

詳細は以下のリンクをご覧ください。 > 手術しなくても治る痔、消えて無くなる痔、おしりの血豆「血栓性外痔核」 > いぼ痔とよく似た肛門の病気

(注)出残り便秘®は病状説明のため考案した当院の造語であり、医学用語ではありません。他の医療機関では通用しませんのでご注意ください。
> 出残り便秘®・鈍感便秘®について

大阪肛門科診療所