お尻のスッキリが、こんなに心を軽くしてくれる

(2018年9月9日加筆修正)

やっぱりグルテンを摂ると体調が悪い大阪肛門科診療所 肛門科女医で専門医・指導医の佐々木みのりです。

山のように溜まっている患者さんからのお手紙、アンケート用紙。

ブログに載せなきゃ!

と思いつつ、気付いたら200通以上に・・・

さすがに全員分掲載するのは難しいので、ピックアップして掲載したいと思います。

わざわざアンケート用紙を郵送して下さる患者さんも多く、本当になんて有り難いんだろうと目頭が熱くなります。

この場をお借りしてお礼申し上げます。

本当にありがとうございます。

あなたからのメッセージは私たちの診療の糧となっています。

しっかりと受け止め、これからもお尻のことで悩める人の役に立てるよう、頑張っていきたいと思います。

今回の患者さんは九州地方の人です。
わざわざ郵送して下さってありがとうございます。

『大阪肛門科診療所様

先日、福岡から受診に来た者です。

アンケートを書いたので、同封しています。

診療所に来るまで、不安でたまりませんでしたが、先生・看護師の皆さんが優しく接して下さり、本当に嬉しかったです。

2週間後の再診が楽しみになりました。

次回もよろしくお願いします。

ありがとうございました。

P.S.またラブちゃんに会いたいので、月曜日か金曜日に予約を取ろうと思います。』

何回お尻を拭いてもキレイにならず20分以上かかっていた女性

みのり先生のブログは知っていたけれど、大阪は遠いし・・・と思ってなかなか受診できませんでしたが、思い切って決心して良かったです。

前から何回お尻を拭いても綺麗にならなくて、拭く回数は20回以上、時間も20分、酷い時は30分かかってました。

長くなるので友達や彼氏と居る時にトイレに行きたくなったらどうしよう?という不安や、仕事で悩みやストレスを抱えていた事、そして身内が他界した事など精神的ダメージが重なって頻繁にお腹を壊すようになり、遂に過敏性腸症候群に。

薬で下痢は大分治まったものの、時間は相変わらずで、最近はトイレ自体が苦痛でした。

仕事も辞め、外出も怖くなり「もう前みたいに働いたり遊んだりできないかもしれない」と暗く考えていました。

そんな状況が嫌で、大肛の受診を決意し九州から新幹線で大阪へ。

診断結果は、予想通りの「直腸性便秘」(+見張りイボとポリープ)

残った便を出してみると、とってもスッキリしました。

みのり先生の丁寧な説明の最中、緊張の糸が切れたのか、何故かポロポロと涙が溢れてしまいました。

質問したい事があったのに、みのり先生の「大丈夫!」という強い安心感と、看護師さんの優しい対応にホッとして何も言えなくなって、思った事も上手く伝えられませんでした。

かわりにラブちゃんを撫で撫でさせてもらい・・・笑(本物のラブちゃんはフワフワでとっても可愛かったです♡)

今回受診してみて「お尻のスッキリが、こんなに心を軽くしてくれる」という事に驚きました。

また、自分では気付かなかったけれど心とお尻が疲れてたんだなぁ・・・と思いました。

実は家族に内緒で来てたのですが、酷い便秘症のお母さんにも大肛をオススメしたくなりました。

その後のトイレでは、拭く回数は2〜3回と言われてましたが、今まで20回拭いていたのが、いきなり3回は、どうしても抵抗があり・・・(先生、本当にごめんなさい)

まずは半分に減らす事を目標にしました。

潔癖症なのもあり、時間はかかりそうですが3回で済むようになりたいです。

坐薬も最初は上手く奥まで入らなくてお尻に違和感がありましたが、慣れると平気になってきました。

痛みもないので続けられそうです。

ただ、私の場合スッキリするまで1日に何本も入れたら腸が活発になり過ぎた?のか腹痛と下痢になってしまいました(坐薬は関係なくて最初から下痢だっただけかもしれません 汗)

なので、身体の様子を見つつ上手に付き合っていけたらいいなと思います。

受診するまでは、お金に余裕も無いし、遠いし・・・それに痔になってるわけでもないのにいいのかな・・・とおもっていましたが、先生・看護師の皆さんが温かい雰囲気で本当に助けられました。

勇気を出して良かったです。

薬を上手に使いながら、トイレの心配をせずに働いて遊べるようになるまで頑張ります。

また2週間後の再診もよろしくお願いします。

今度はちゃんと質問できるようにメモして行きます 笑

本当に、ありがとうございました(^_^)

拭いても拭いてもキレイにならないのは残便のせい

排便後、紙で何回拭いてますか?

どんな風に拭いてますか?

 

そんなこと、親にも教えてもらったことがないし、学校でも教えてくれません。

トイレは密室での孤独な行為なので、我流になりがちです。

そして誰しも自分がやっていることが普通で正しい、みんな同じようにしている・・・と思い込みやすいです。

でも、何度も拭いたり、ゴシゴシこすって拭いたりしていると、そのうち肛門周囲の皮膚が荒れてきます。

かゆくなったり、ヒリヒリ痛くなったり、ベタベタしたり、人によって症状は様々ですが、何かしらのトラブルが起こります。

トラブルが起こると「不潔にしていたからだ」と思い、さらに綺麗にしようとします。

そしてキレイにしようとすればするほど、肛門はボロボロになっていきます(涙)。

拭いても拭いても綺麗にならないのは残便のせいかもしれません。

このような症状の患者さんを診察すると、必ずと言っていいほど肛門や直腸に便があります。

ついさっき、出してきたのに・・・です。

人によったら何度も便が出ているのに・・・です。

このような状態を大阪肛門科診療所では「便秘」と捉えています。

「直腸性便秘」と医学的に説明していたのですが、教科書的な定義と少し違うため、今は「出残り便秘®と説明するようにしています。

その方がピンときやすく、患者さんにも分かりやすいようです。

スッキリ便を排泄してもらうと「綺麗に拭けた!便が付かなかった!」と大喜びでトイレから戻ってこられます。

ケースバイケースですが、3回目に便が付いていたら便が残っている可能性大です。

これは今まで何万人もの患者さんを診てきた経験上の回数です。

あなたも拭いた紙を見て確かめてみて下さい。

拭いた紙は排泄のバロメーターなので必ずチェックして下さいね。

紙に便が付いてるからって間違っても温水便座で肛門を洗わないで下さいね。

どんなに洗っても肛門の中が便まみれだったら綺麗になりません(苦笑)

「便」も「涙」も出てくるものは我慢しない(笑)

私の外来では涙を流す人が本当に多いです。

こんなことを書くと、私に会ったことがない人は「癒やし系」のやさしいイメージを持たれるようですが、実物は全く違います!(笑)

間違っても「癒やし系」ではないですね〜😓

むしろ「お笑い系」かもしれません(笑)

泣く人も多いですが、説明の途中で笑い出す患者さんもいますから〜😅

面と向かって「先生、おもろすぎ!漫才師みたい!」と大笑いされることもしばしば・・・。

奥歯にものの挟まった言い方は出来ない直球タイプなので、ハッキリと言い切ります。

(これが院長との最大の違いかな。院長からすればヒヤヒヤするみたいですが・・・笑)

でも涙を流す人が多いんですよね・・・

みんな便だけじゃなく、いろんな感情を溜めこんでます。。。

だから便を出し切るとスッキリするのかな。

便に限らず、出てくるものは、全部我慢しない!

 

便もオシッコも、オナラも、感情も、涙も鼻水も、全部出す!

我慢して溜めこむからつらくなるんだと思いますよ。

だから外来でも思いっきり泣いてくれていいんです。

ちゃんと鼻かむ用のティッシュも常備してますから。

泣いて便出してスッキリしたら晴れ晴れした顔で帰って行かれます。

心の問題と関係がないかも知れないけれど、便通治療が人生を変えるきっかけになったら嬉しいな・・・と本気で考えてますよ。

出口でのスッキリ排泄も大切ですが、最近は腸内環境にも興味を持っていて、そっちの方の改善にも力を入れています。

まだまだこれから私たちの治療も変わっていくと思います。

すべては色々試して下さる患者さんのおかげです。

必要なことは全部、何もかも患者さんが教えてくれました。

これからも患者さんに教えてもらおうと思います。


診療所のセラピードッグ「ラブ」
ラブはたくさんの患者さんを癒しています
心がつらい人はラブが居るときに来て下さいね

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