SEO対策と本業の技術

はじめに

(2018年9月9日加筆修正)

痔の治療専門に105年、大阪肛門科診療所 院長の佐々木巌です。

SEO対策って言う言葉、聞いたことがあると思います。

先日の記事でちらっとこの言葉を書きました。

まずSEO(Search Engine Optimization)ってなにさ?ってことから。

直訳すると、検索エンジン最適化となります。

ウィキペディアによると、「SEOとは、検索結果において、ウェブページをより高い順位に表示させることを目的として行う取り組みのこと」だそうです。

当院も行っています。

私とみのり先生がアメブロで書いていたブログをこのブログに引っ越ししたのも、SEO対策の一環です。

今日はSEO対策も本業の技術向上も根っこは同じ、というお話しです。

サーチエンジンとは?SEO対策とは?

SEOのSEとはSearch Engine(サーチエンジン)のことです。

サーチエンジンとは何か?ですが、専門領域外ですので(笑)再びウィキペディアより引用します。

「インターネットに存在する情報を検索する機能およびそのプログラムのこと」とあります。

要するにGoogleとかYahoo!とかで検索しますよね。

あのサービスそのものとか、サービスを動かしているプログラムのことです。

検索サービスを稼働するためには、検索するデータが必要です。

どこのウェブサイトのタイトルはこれ、内容はあれ、とかいうデータです。

もう膨大な量のデータですね。

データを作る作業を誰かがやっているわけですが、近年はロボット(という名のプログラム)がやっています。

ロボットはプログラムですから、人間のように内容を読んで「こりゃすげえ!皆に紹介したい!」とか考えません。

「こんな風に書くと『良いサイト』、でもあんな風だと『ダメサイト』」とか、機械でもわかる基準で、文字通り機械的に判断されるわけです。

同じ内容でもロボットの基準に則っていれば高評価、則っていなければ低評価となります。

中身が同じだったら高評価の方が良いと思うのが人情です。

その為の対策がSEO対策ということです。

SEOの基本

で、現在はSEO対策=Google対策と言ってしまって良いくらいGoogleが重要な位置を占めています。

昔はどの検索サイトが一番優秀か競っていましたが、いよいよGoogleの一強時代です。

Googleは検索順位の決定要素を公表しているそうで、最も重要視しているのは、コンテンツ(内容)の質そのものということ。

つまり良質な情報があるということ。

さらにGoogleの最終目標は「検索アルゴリズムだけの為でなく、ユーザーの為に優れたサイトを作っている方々の努力が、きちんと報われる(ことを目的として行われている)。」とのことです。

つまり「ユーザーのために有益な情報を発信しているサイトを、有益であると紹介したい」それがGoogleの理念なのです。

その為にロボットのプログラミングをしょっちゅう変更して、そのせいでしょっちゅう基準が変わる・・というわけです。

一時、SEO対策さえしていれば内容が全く無くても検索結果で上位表示されるという時期がありました。

まるでSEOがすべてみたいに言われていたものですが、最近はそうは行かなくなってきたわけです。

で、なにが有益な情報なんでしょう?

それはキーワードとか検索ワードと言われるものです。

ユーザーは知りたい情報のキーワードを入力して検索します。

検索に利用された語句を検索ワードといいますが、どんな検索ワードでどれだけの回数検索されているかの情報が分かれば、ユーザーが知りたがっているのはどんな情報か知ることが出来ます。

どんな検索ワードの検索が多いか?を調べるための方法やサイトもあります。

当院の場合なら、患者さんが何を知りたがっている情報を発信できているか?が一番重要、ということですね。

でもね。

私だったら検索ワードなんか調べないで、患者さんに聞きますね(笑)。

「これって、いつも患者さんとしゃべってる内容やん!患者さん直接に尋ねる方が早いやん!」となります。

さて、SEO対策の話はこれくらいにして、次は本業での技術向上のお話をしましょうか。

技術向上の基本

例えば手術の技術を向上させるためにはどうするのか?

普通は「たくさん手術をすること」という答えが返ってくるでしょう。

それも一つの正解とは思うのですが、私自身がやってきたことは少し違います。

例え経験できる手術の件数は少なくても、技術向上の道はあります。

それは、「患者さんになにか困っていないか聞くこと」です。

手術の結果、どうなのか。
良いのか、悪いのか。
そのことについて考える事です。

その積み重ねは、きっと大きなパワーがあります。

そうやって手術の技術を向上させてきたつもりです。

これはなにも手術に限ったことではなく、普通の診察でも全く同じことです。

私は患者さんが教科書だと思っています。

肛門科の現場って、新しい知識が必要な患者さんよりも、昔から知られている病気で悩んでいる患者さんが圧倒的に多いのです。

昔から知られている病気は、common diseaseなんて言って、医者によっては、ありふれたつまらない病気と考える人もいるようです。

普通はみんな「最新の知見」や「最先端の技術」に憧れるものです。

でも、患者さんのお話はひとりひとり違うんですね。

そこを深く突き詰めてゆくのが、私の仕事だと思っています。

私自身ははどちらかというと、最新・最先端よりも「当たり前のコトを、当たり前にできる医者」になりたいのです。

同じ症状、例えば「痛い」にも本当にたくさんのバリエーションがあるんです。

患者さんの口から出る言葉には「ヒリヒリする」「ズキズキする」「火箸を突っ込まれたような痛み」「チリチリする」「ずーんとする」・・全部違うでしょ?

これが教科書では大抵「痛み」という表現でひとくくりです。

私は日々、現場でこういったことを勉強して自分の経験にしています。

ニーズとSEO対策

同じように、治療も患者さんひとりひとり違いますす。

どういうことかというと、治療には目的があってその目的が患者さんごとに異なるのです。

違った目的を持っている患者さんの治療は、同じようにやってはいけないはずです。

私がときどき診察の時に患者さんに尋ねる質問のひとつに、

あなたは、どうしたいの?何に困っているの?

という質問があります。

その答えは、例えば、「心配なんです」とか、「痛みさえなければ」とか、「ゴルフ中の出血で困っています」というものです。

つまり治療の目的は「心配でなくなること、つまり安心」だったり「痛みがなくなること」だったり「ゴルフ中で出血して困ることがない状態になること」なのですね。

決して痔を治すことではないのです。

(結果として痔を治せば目的を得られる事も多いでしょうが、場合によっては痔を治さなくても目的を達成出来ることがあるのです)

こういったものがニーズです。

全部患者さんが教えてくれます

当院はニーズの集積は相当豊富だと思います。

たーくさん患者さんの話を聞いてきましたから。

まとめ

ながーくて、とりとめのない話になりましたが、そろそろ無理矢理まとめます(笑)

先ほど出てきた検索ワードというのは「ニーズの集積」です。

これがSEOの基本だと思うのです。

どうやってニーズを知るのか、というと、それはコミュニケーション

常に尋ねる姿勢です。

SEO対策の基本は、検索エンジンを理解することじゃないんだと思うんですね。

当院の場合なら常に「何か困ってる?」「何か聞くことないですか?」と尋ねる姿勢を持って患者さんに接することだと思います。

技術は日々進化しますからついていくのは大変ですが、基本はコミュニケーションなのです。

日々患者さんとコミュニケーションして、患者さんのお困り事を聞いてそのニーズを肌で感じているのがSEO対策の基本なのかなあと思ったりしています。

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