肛門科を専門にしている先生だと内診(指診)も手術も、そんなに痛くないかも

(2018年10月12日加筆修正)

実はむっちゃ汗かきで夏が大嫌いな夏生まれの大阪肛門科診療所 肛門科女医の佐々木みのりです。

患者さんが書いて下さっているアンケート。

ブログで載せよう・・・と思いつつ、なかなか出来ず、溜まりに溜まってます。

とりあえず最近いただいたものから、私が覚えているうちに載せていこうかな・・・と😓

昔、書いて下さった患者さんたち、ごめんなさい🙇🏻

昨年夏に来られた患者さんの分もまだ載せてないんですよ・・・😵

順に掲載していきますのでお待ち下さいね♪

今日は、他の施設での痛い診察に耐えきれなくなって大阪肛門科診療所に来られた患者さんをご紹介します。

痛い診察に耐えきれず受診された脱肛の50代女性

おしりの痛さに せっぱつまって予約の電話をかけました。

受付の方のやさしい応答に安心してドキドキしながらも診察日を待ちました。

みのり先生の「自分が加害者・おしりは被害者」は衝撃でした。

説明もすごくわかりやすかったです。

やさしい内診、ありがとうございます(トラウマは消えていませんが・・・)

坐薬を毎日入れて便秘解消を頑張って行きます。

看護師さん、受付の方の優しい対応、ありがとうございます。

清掃の方、きれいなお手洗い、ありがとうございます。

 

私が大阪肛門科診療所に出会えたのは「じの手術・体験談」で探していた時でした。

お尻の痛みが増していたのですが、最初に行った病院の先生(女医さんです)のズブっといかれる内診の痛さに、3回目でギブアップ。

痛かったらジオン注射がありますよと言われていたので、おしりが痛いとは言えず、大丈夫ですと言っていました。

手術の体験談では術後、ベッドでかなり苦しまれた様子、退院後の排便で痛みのあまり、お風呂の中で便を出していたなど、かなりつらそうな様子が書かれていました。

いくつか見ているうちに、手術後、ベッドで座れていたり、翌日には外出している様子が書かれたブログがあり、ここに行こうと決めて病院を探しました。(病院名が書かれていなかったので)

食事のお弁当の写真はアップされていたので、たどり着けました。

たどりつけて良かった。
うかがって良かった。

本当にありがとうございます。

普通にやってるだけなんですが「診察が痛くない」と言われます

この患者さんのように、他の施設から来られた患者さんの多くが「診察が前の先生と全然違う!痛くない!!😮」と言われます。

まさに肛門の穴の中に指を入れている時に「今、これ、診察してるんですか?!全然痛くない!!嬉しいーっ!!😭」って叫んでる人までいます😓

私たちにしたら普通に診察してるだけなんですが、逆にそんなに違うことに、こちらが驚きです。

どうして診察がそんなに痛いのか?
どうすれば痛い診察になるのか?

見せてもらいたいくらいです。。。

一つだけ、これが違うのかな・・・と考えたことがあります。

専門外の先生の診察は痛いと思います。

専門というのは「専門医の資格を持っているかどうか」ではありません。

専門医の資格を持っていても、肛門専門施設での研修経験がない医師もいますから、資格だけでは判断出来ない面もあります。

肛門科の専門施設で勉強した経験がないと、熟練の肛門科医の良いお手本がありません。

どうしても我流になりがちです。

見学だけでは、教科書の知識だけでは埋められないものが、どんな分野にもあると思うのです。

肛門科は一般病院では症例も少ないですし、そんなことよりも指導できる専門の医師がいなければ、どんなに症例が多くても、熟練の肛門科医の上手い診察、手術を見なければ自分も上手くなれないと思いますね。

この患者さんがかかっておられた医師も、やはり専門外の先生でした。

特に女医は専門外の先生が多いです。

肛門を専門にしている女医は全国で20名くらい。

肛門科の女医とは?女性肛門科とは?

これは仕方がないこと、埋められない技術の溝だと思います。

だから、できるだけ肛門を専門に頑張ってやっている先生にかかって欲しい、そう思って、この記事を書きました↓

肛門科の専門医の探し方・選び方〜期待外れにならないために〜

あなたの近くにもきっといるはずですよ。
探してみてください。

痛みの少ない入院手術が私たちの強みだった

10年前は「痛みの少ない手術」が私たちの価値であり、最大の強みだと思っていました。

だから手術治療にも力を入れていましたし、実際、手術件数も多かったです。

たくさんの患者さんが「痛くなかった!楽しかった〜!😆」と退院して行かれました。

それから排泄管理に力を入れるようになり、痔が改善し手術件数が激減。

10年前の10分の1になりました。

それでも何とか倒産せずに持ちこたえているのは自由診療だからです。

診察費を値上げすることによって倒産を防ぐことが出来ました。

売り上げは減りましたが、患者さんの笑顔とうれし涙は増えました。

手術をしなくてもいい

その一言が、たった一言で、患者さんをこんなに幸せにするのかと驚きました。

今までは私たちの「痛みの少ない手術」によって患者さんを幸せにしてきたと思っていたからです。

手術して痔を根治することだけが善ではないし、正解ではないということを思い知った瞬間でもありました。

何のための医療なんだろう?
誰のための医療なんだろう?

そんな風に考えると、医学的に正しいことが必ずしも患者さんを幸せにするわけではないという現実が見え、患者さんとの対話に時間を割いて、ゴールを明確にするようになりました。

出来れば手術をしたくない

という患者さんがこんなにも多いのかという現実に触れ、痔を取り除くことよりも、今困っている症状を取り除くことを考えるようになりました。

それが手術でしか成しえないのであれば手術という選択になるのですが、排泄管理をするだけで困っている症状が消失することが多く、そうなると患者さんは手術を望まなくなりました。

自分たちの利益を犠牲にしてでも相手のためになることをする

きれいごとかもしれないけれど、きれいごとを貫きたいと思いました。

それで倒産するなら倒産してもいい

そこまで覚悟を決めて診療方針の転換、「切らない痔治療の提案」に大きく舵を取りました。

大阪肛門科診療所がつぶれても、私たちの知識と考え方だけは残したい

実は、そんな大げさな思いでブログを始めました。

子供たちが医者になるかどうか分からないし、医者になったとしても、跡(あと)を継ぐかどうかも分かりません。

私たちのやっている診療は教科書から随分ずれているし、学会で発表しても異端なので批判されるだけで受け入れてもらえない、だったら、患者さんに向けてメッセージを残そう

そんな切実な思いからブログを書こうと思ったのでした。

素人でも簡単に、お金もかけずに始められるAmebaで2013年12月からスタートし、おかげさまで本当にたくさんの人に読んで頂き、ブログを始めて3ヶ月で1日のアクセス数が2000を超え、ブログを引っ越す前には1日約1万アクセスとなりました。

Amebaブログ みのり先生の診察室

きっと、それだけ痔やおしりのトラブルで悩んでいる人が多いという証拠だと思います。

診察室での出来事をブログに綴りました。

それは現場でのナマの話、実際の患者さんの言葉。

だからでしょうか。

同じようなことで困っている人がブログを読んで診察に来られるようになりました。

まだ私たちの存在価値はある

そう思って勇気をもらいました。

どんな仕事でも相手の役に立って喜んでもらってこそ価値がある

と思っているので、自分たちの仕事が誰の役にも立ってなくて喜んでもらえないのであれば、そんな仕事、辞めたいと思いました。

売り上げのために必要の無い手術をしてまで、手術を迷っている患者さんに手術をすすめてまで、自分たちが生き残りたいとは思いません。

そんなの医療じゃないし、患者さんを食い物にしてまで医療にぶら下がりたくない

そう思いました。

キレイゴトでは病院の経営は出来ない
そんなことしてたら潰れるぞ!

色々な先輩医師から言われましたが、それでもキレイゴトを貫きたいと思ってやってきました。

これからも貫き通したいと思います。

「痛くないよ 痔の手術」

今まで手術を受けられた患者さんが書いて下さった手術の記録。

本当にたくさんあります。

まだ載せていないものも山ほどあります。

お金を使ってSEO対策をしてないので、「痔 治療」や「肛門科」で検索しても上がってこないようです。

「検索したら、すぐに見つけられるようにしてほしい!」

と、たくさんの患者さんから言われ、ブログの引っ越しを決めました。

こちらの方が検索に上がりやすいそうです。

今はだいぶ、上がってきていると思うのですよ。

痔の治療体験記ってネット上で溢れているようですね。

私は読んだことがないのですが、患者さんから話を聞いていると壮絶な体験が書いてあるらしく、それを読むと手術を受けるのが怖くなったとよく言われます。

麻酔の痛みもそうですが、術後の痛みが半端ないようで・・・😰

「1ヶ月くらい座れなかった」とか「術後は手摺につかまらないと歩けないし階段の上り下りも出来ない」などと書いてあるそうですが、うちの患者さんたち、そんなことありません!

手術当日、座ってごはん食べておられます。

手摺を持たなくても普通に歩けます。

階段の上り下りも出来ます。

翌日から笑顔で外出されてます。

あまりにも痛くないから、大阪城1周ランニングして来られた患者さんまでおられます。(これ、ホントはダメです!出血したら困るので・・・)

もちろん痛みには個人差があります。

全員が痛くないわけでもないです。

だけど耐えられる痛み、痛み止めでしのげる程度の痛みです。

同業の先生に話しても信じてもらえないのですが、術後、痛み止めを飲んでいない患者さんも多いんです。

ただし、これは入院手術に限ります。

日帰りは普通に痛いです😓
だって手術方法違うし・・・。

日帰り手術については、また書きますが、入院と日帰りで術式が違うため、経過も全然違います。

なるべく痛みを少なく治したい
自分は痛がり・怖がり・不安がり
とにかく術後のことが心配

そういう人は入院手術を選ばれます。

通常の手術よりはずっと痛みは少ないです。

最近は手術のほとんどを日帰りで行ってきましたが、9月だけは入院手術をお引き受けすることにしました。

検討されている方は予定を確認して下さい。

今年最後の入院手術になるかもしれません。

手術日は9月22日(金)です。

5泊6日なので退院は9月27日(水)となります。

院内コンサートは9月24日(日)午後4時半〜を予定しています。

TRE教室マイルドサージ®も行う予定です。

日程は決まり次第お知らせしますね!


診療所のセラピードッグ「ラブ」🐾
犬のようちえんでは様々なトレーニングをしています🐾
足の間を8の字に歩くトレーニング♪

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