入院手術ドキュメント

N. Nさん(35才男性)による痔の闘病ドキュメント

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みのり先生の診療室 佐々木いわお院長ブログ「過ぎたるは及ばざるにしかずだよ、佐々木君」

患者さんの声

N. Nさん(35才男性)による痔の闘病ドキュメント

「病魔との決別」

1.わが闘病生活
私が発病したのは、若干10才の小学4年生の頃でした。

実家近くの総合病院で診て貰ったところ、いぼ痔数個と切れ痔数カ所との診断を受ける。

多感な少年の心は深く傷つき、以来恥ずかしさのため周囲には打ち明けられない孤独な戦いが始まったのです。

我が友ボ○○○ール、プ○○○ス、プリ○○○スなど苦痛を和らげるために使用した坐薬の数は、今日までにゆうに5,000 個は超えたでしょうか。

この坐薬が途切れる度に痛みと出血が伴い、私の肛門様は、まさに薬物中毒状態だったのです。実に約25年近くの孤独な闘病生活でした。

しかし縁があったのか、昨年の春、私の同僚であった某○○さんが、仕事中に私の目の前で大量出血し、貴院にて緊急手術の後入院すると云う事件が発生したのです。

彼も脱肛、痔瘻などで苦しんでいた痔主だったのです。

そして約1ヶ月後、実に晴れ晴れとした表情で職場復帰した彼の姿を見て羨ましくなり、また彼の勧めもあって、私は約25年ぶりに貴院にて診察して貰うことを決意したのです。

そこで初めて佐々木巌先生と出会い、診察して貰った結果は、「痔瘻」。手術以外に完治する道なし、とのことでした。

ただ、この時の先生の印象については、その誠実な対応に直感で信頼できたのです。

ところが、その後は仕事や私事で忙しく、また若干の不安も有り、なかなか手術に踏み切る勇気が出ませんでした。

しかし、本年1月に、私にも待望のミレニアム・ベビーである長男が誕生。

また、明年の新世紀を迎えるにあたって区切りもよく、職場には無理を言いましたがついに手術を決意した次第です。
2.手術について
12月18日(日)午後2時30分、手術室に入るなり特殊な手術台に俯せになり、点滴並びに腰椎麻酔を開始。

しばらくすると、下腹部に熱を感じるのみで下半身の感覚がなくなり、尻が宙に浮いた様な感じになる。

その後は、室内に流れる心地よい BGM の中、いつの間にか手術が始まり、時々かすかな圧迫感があるのみで、本当に「痛みを全く感じなかった」事には驚きました。しいて云えば、私にとって腰椎麻酔がやや気持ち悪かったぐらいです。

約1時間で手術をも無事に終わり、佐々木先生から長年私を苦しめてきた「憎き痔の残骸」を見せて貰った時には、正直ホッとしました。

ところがです。

病室に戻り仮眠を取った後目が覚め、麻酔が切れて来たのか足先が自分の意志で動くようになって来たと思った瞬間、突然わずかな吐き気を覚え、咳き込んでしまったのです。

ほぼその咳と同時に下腹部に生暖かい感覚が…も…もしや…これは…思わず布団をめくって見たところ、案の定布団にはしっかりと「地図」が描かれていたのです。自分の意志とは全く関係なく、不覚にも失禁してしまったのです。

ああ…無念なー!! 看護婦さんには大変な迷惑をお掛けしました。おかげで、布団一式も高くつくはめになってしまいました。

手術前に一気に飲んだスポーツ飲料が悪かったのか…?

・教訓その1.手術前には、大量の水分は控えましょう。

部屋での夕食後、睡眠導入剤と痛み止めの薬を飲み、後は朝までぐっすりでした。

そうして翌朝目覚めると同時に、私はただただ感動したのです。

それは、汚してしまった私の寝間着や下着を当直の看護婦さんが洗濯して下さり、しかもアイロンまでかけてくれていたのがとても気持ちよく、きちんと折り畳まれた状態で、整理棚の上に置かれていたのです。

「ああ、なんという心配りか」私はそのさりげない気配りにただただ感心し、教えられた気がしました。術後のすがすがしい朝のひとときでした。
3.入院生活について
貴院での入院生活は、実に快適でした。心からゆったりとさせて頂きました。

2日目には外出し、ゆっくりと大阪城公園や大阪城天守閣などを散策。歴史を肌で感じて来ました。

遙か秀吉の時代に思いを馳せながら、先人の人々は、どのようにして痔を克服したのか等、想像を巡らせたりしました。

院内では、四階のトイレが実に快適で、我が家にもあのウォシュレットが欲しいぐらいです。

ただ、五階のシャワーについてはもう少し最新の設備にして頂ければ最高なのですが、等とぜいたくな要望を提言します。
(※ 先生のコメント:シャワー室は、改装済みです。)

食事については、ノーコメント。何でもおいしく頂きます。それと、モーニングコーヒーは、とてもうれしかったです。
4.退院後の生活について
半ばアルコール中毒の私にとって、二週間の絶対禁酒は非常につらいものがありますが、新世紀の正月には快気祝いの祝杯を盛大にあげ、大いに出血したいと思います。いや…それは遠慮しておこう。それと、ウォシュレットの購入も真剣に考えてみようかと思っています。
5.退院の辞
平成のブラック・ジャックこと佐々木巌先生へ。大変なお仕事ですが、これからも更に患者第一の医療をいつまでも心掛けて下さい。そして、誠実にひとつひとつ信用を積み上げて、「徳」と云う最高の財産を築いて行かれん事を希望します。

最後に、お世話になった全てのスタッフの皆様に、心より感謝申し上げます。そして、新世紀が皆様にとって希望あふれる世紀となります事を心より御祈念申し上げ、私のペンを置きます。

有難うございました。

つゆとをち
つゆときへにし わが痔かな
下血も痛みも ゆめの又ゆめ

さすらいの旅人
N. N 35才
以上

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