入院手術ドキュメント

36才男性の患者さんによる痔の闘病記

36才男性の患者さんによる痔の闘病記

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みのり先生の診療室 佐々木いわお院長ブログ「過ぎたるは及ばざるにしかずだよ、佐々木君」

患者さんの声

36才男性の患者さんによる痔の闘病記

昔から、国語、作文などが苦手で、こういうものは書かないようにしていましたが、今回はなぜか書きたいと思い、ペンを取りました。

事の起こりは、7〜8年前ぐらいだったように思います。

初期段階では排便の時に「血が出た〜」と一人で騒いでも、まわりは「ただの痔やろ」の一言で済ましたので、私も「なんやただの痔か(?)」で済ましていました。

当然のごとく快方に向かう訳はなく、年々徐々に悪化していったある日、ゴルフで朝から下痢でした。

ちょっとヒリヒリしていたモノはラウンド終了後にはパンパンに晴れ上がり、帰りの電車では出血してズボンまでまっかに。

それ以来、ゴルフの日は朝はトイレに行きたくてもガマンするようになり、更に悪化の方向へ。

その時ぐらいから、長くトイレにこもっていた時は、ズキンズキンと痛く、触るとポコポコと何カ所か触れてもとに戻らないようになってきました。

そこでようやく医者に行かなければと思い、近所の肛門科へ。

完治さすには手術しかないと言われ、「しばらく悩んでみます。」と告げ、病院を後にしました。

仕事が忙しく、悩んでるヒマもなく3ヶ月が過ぎた頃、社会人のゴルフ競技に参加しました。

その日は朝から便通もなかったので、ゴルフに没頭できました。

ところが、同伴競技者の一人の方が、白いズボンをはかれていたのですが、気が付けばお尻のところが赤く染まっていました。

ああ、この人も痔主なんだなあと思いつつ、へたに声をかけるわけにもいかず、ホールを重ねるうちにその人のズボンは太股の下の方まで真っ赤になってしまい、見るに見かねてキャディさんが、「お身体大丈夫ですか?」と一言。

その人は「大丈夫」と言ってプレー続行。同じ痔主の先輩(?)の姿を見て、そのうち私もこうなるかもと思い、手術を決意しました。

しかしながらなかなか足が向かず、再び近所の肛門科を訪れたのが、ちょうど1年後でした。

で、思い切って「手術して下さい。」というと、「痛いからやめときなさい。」と返ってきた。

「えっ」?????「いや、痛くてもいいからして下さい。」

「いや、やめときなさい。とりあえず薬出しときますから。」

何やねん!! この医者!! と怒り心頭で帰って来ました(当然その肛門科は、手術出来る設備もあるし、手術もしてると医者は言っていた)。

しばらくしてから、とりあえずインターネットで検索して大阪肛門病院にたどりつきました。

で、開いて見る。「いたくないよ」と書かれてある。

えっ? 手術って痛いんとちゃうん? と思いつつ、患者さんの声をクリック。

みんな痛くないとか快適とか書いてある。???どういうこと?そして自分なりに出した答えが、「ははん、みんなサクラやな!」悲しいことに最初に行った医者への不信感がこういう答えを導きだしたのです。

再び苦悩の日々が始まりました。

飲酒をしては痛み、ゴルフをしては痛み、無理をしては痛み、そして9ヶ月が経ち、やっぱり手術を受けようと思い、再びインターネットで調べる。

で、また大肛のページを開く。昔と一緒(工事中のところがずっと工事中のまま)。半信半疑のまま電話して来院しました。そして、手術を決意しました。

手術はほんとうに痛みもなく、無事終了。

しかしこの後が大変でした。

手術当日のお昼に、病院の食事ではなく外に食べに行ったのですが、食べた料理が韓国料理屋の焼き肉定食。それに付いていたのが、キムチを含む小皿3品。

「大丈夫なんかな?」と思いつつ食べてしまいました。辛いのは別にかまわないそうですが、喉が渇くので水分を取りすぎてしまいました。麻酔が切れる頃に感覚が戻ってきて、もうすでにチビリそうな勢いでした。しかしトイレに行っても出そうな感覚だけで出てくれません。

だんだん油汗が出てきましたが、なんとか4回目でスッキリすることが出来ました(一応、入院案内には水分の取りすぎ注意と書いてほしかった)。で、一件落着。

それから部屋でゆっくりとテレビを診ていたところ、CMで痔の薬の物が流れてきてました。手術するまでは、何気なしにみていたCMも、手術が終わると何故かすでに治った様な気がして、「あかん、あかん、薬じゃ治らへんから、ちゃんと病院で手術してもらわな!」と見もしない全国の痔主の皆さんに心の中で叫んでおりました。

肉体的にはもちろんですが、精神状態がここまで変わる手術、治療は他にないのではないでしょうか? 今日退院しますが、安心して手術を受け、安心して入院生活を送れたことに感謝致します。

佐々木先生、看護婦のみなさん、ほんとうにありがとうございました。
以上

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