入院手術ドキュメント

痔核Ⅲ度、痔主歴16年の患者さん(30才女性)の手記

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みのり先生の診療室 佐々木いわお院長ブログ「過ぎたるは及ばざるにしかずだよ、佐々木君」

患者さんの声

痔核Ⅲ度、痔主歴16年の患者さん(30才女性)の手記

<大阪肛門病院にたどり着くまで>
私のおしりに異変が起きたのは、中学2年生の頃でした。それまでは、排便はきわめて順調でしたが、ある日出血し、肛門周辺に小さなイボができているのに気付きました(聞いた話では、そんな初期のイボは薬で治ってしまうらしいですね)。

しかし、思春期の女子にとって、肛門周辺にイボが出来たなんて、恥ずかしくて友達にも親にも相談できず、1人で悩み続けました。

そうしているうちにイボは少しずつ大きくなっていきましたが、日常生活には支障なかったので、16年間私と共生してきました。

その間、3〜5年周期でいぼは悪化し、1週間程苦しむ事もありましたが、それ以外は平穏なものでした。

大きな悪化は3回ぐらい。その他にチョコチョコ小悪化があったかも。

悪化の原因は、環境の変化やストレスなど…と思います。今、考えてみると、受験、就職、引越し、転職などの時期と、悪化の時期が重なっていることが多いです。

約16年間共存してきたイボとお別れする決心をしたのは、今年の2月頃。

久しぶりにイボが悪化したのをきっかけに、イボと完全にオサラバしようと思いました。

イボ発生から約16年。人におしりを見せるなんて考えられなかった女の子も立派なおばちゃんとなり、平気でおしりを見せられるようになりました。

歳をとるって、どんどん気持ちがラクになるし、よいことですね。また、痔についてインターネットで色々調べることが出来るようになったのも、私にとっては大きなきっかけでした。大阪肛門病院も、インターネットで調べてみて、みのりせんせいという女医の先生がいる事で、ここに決めました。
<手術について>
多少の怖さはありましたが、入院、手術は私にとって初めての経験で、好奇心の方が勝っていました。

何しろ、点滴、麻酔、レーザー?、手術台の全てが初体験。

特に興味が深かったのは麻酔で、腰に注射すると、しびれがサーッと腰からおしり、足の先まで染みていくように広がるのが判りました。

また、直腸検査のため、上半身を腰より低くすると、上半身にもうっすらしびれが広がったのが分かり、麻酔の効きを体感出来ておもしろかったです。

手術自体は、先生が苦戦しているようなつぶやき、肉がレーザー? で焼ける臭い、バキュームの音、下腹部のモニッモニッと押されているような感触で、「やってはるな〜」と思うだけで痛みは全くありませんでした。そんなわけで、手術中は暇をもてあまし、点滴の管や自分の手相を観察して時間が過ぎるのを待ちました。

ようやく手術が終わると、長年の相棒(こんな字かしら)イボと最後の対面をしました。

小さかったイボは16年で大きく育ち、白いポリープをオマケにくっつけていました。

「でも思ったより小さいな」とつぶやくと、先生が「切りはなすと血がぬけてしぼみます。」と教えて下さいました。

長年、私の悩みのタネでもあったけれど、私の一部でもあったイボ。99%せいせいしましたが、1%寂しい気持ちになりました。イボとのわかれを済ますと、看護師さんが服を着せ、病室まで運んで下さいました。下半身が麻酔でマヒした体を世話して頂いたのですが、まるでプチ介護体験。

体が不自由な方の日常の苦労を、ほんの少し理解することができました。
<入院生活について>
音がぐうたらな私にとって、入院生活は最高でした。便を出しておしりを洗っていいれば、後はぐうたらし放題。

何か好きな事をやっても良いし、何もしなくて寝ていても良い。おしりが、多少ヒリヒリ、チリチリ痛むけれど、何かあればすぐに先生や看護婦さんに相談できるし安心です。

入院生活中には、先生や看護師さん、おそうじのおばさん達に本当に親切にして頂き、この病院に来て良かったと思いました。

また、同病の方と親しくなり、痔の事はもちろん、色んな事を話せたのも楽しかったです。

明日退院し、明後日から仕事です。多少の不安はありますが、おしりをならしつつ、がんばって仕事と家事に復帰したいと思います。

大阪肛門病院の皆様、ありがとうございました。
また通院してきますが、宜しくおねがいします。

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