当院の治療

当院の治療

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みのり先生の診療室 佐々木いわお院長ブログ「過ぎたるは及ばざるにしかずだよ、佐々木君」

治療の方針

私たちは3分診療を行っていません。
初めて来られた患者さんには詳細な問診をし、不安を全部吐き出してもらい、痛みの少ないよう丁寧な診察をしています。
そして病気の説明、なぜこのような病気になったのかお一人お一人原因を突き止め、そこを正す『根本治療』を説明させて頂いています。
お一人に約30分の時間を取っています。
長々とした説明なんて聞きたくない‥‥という人には当院はただの高いだけの肛門科でしょう。
費用の点で迷われているのであれば最初はまず、保険診療の肛門科を受診されたらよいと思います。

そこでちゃんと治るのであれば当院は必要ないと思います。
でも、もしも、満足できない、治らずずっと通院している、つらい症状が取れない などの事があればいつでもご相談ください。
セカンドオピニオンで来られた患者さんほど比較対象を持っているので、当院と保険診療の肛門科との違いを分かってくださいます。

当院では手術が必要ない場合、9割以上の患者さんが2〜3回の通院で完治して治療を終了しています。
ずっとだらだら治らず通院されている患者さんは見当たりません。

痔はきちんと治せば肛門科に通う必要がなくなります。
セカンドオピニオンで来られる患者さんのお話を聞いていると何年も治らず通院し、そのたびに大量の軟膏や座薬をもらい、使い続けている人が多いです。
「治る」ということは「医者に通う必要がなくなること」です。
「薬がいらなくなること」です。
健康な肛門は薬なんて必要ないです。
自由診療というと、患者さんが不安に思われることの中に、「過去に医療事故を起こしたために、保険診療ができなくなったのではないか」ということがあります。
そのような事例があるのかは存じませんが、当院の場合はそういったことはありません。
ホームページでも掲載しているように、専門性を維持するための選択です。
ご理解いただければ幸いです。

患者さんから喜ばれる10個の理由

Point1:肛門科のみの専門施設である

内科や外科や胃腸科など、他の科はいっさい掲げていません。肛門にのみ特化した専門施設として100年間やって参りました。

Point2:痛みが少ないよう配慮した診察と治療

「えっ?!なんで?!ここの診察、全然痛くない!」と診察中に声を上げられる患者さんもおられるくらい、丁寧に苦痛を和らげるようにして診察を行っています。たかが肛門に指を入れるという簡単に見える診察行為でも、専門かどうかで随分違うようです。

Point3:一人の患者さんにじっくり向き合える十分な診察時間

保険診療だと初診5分、再診3分と言われていますが、私たちは初診30分、再診15分の枠をとってお一人お一人の患者さんを診ています。時にはこの時間でも足りず、大幅に時間オーバーしてしまうことも多々あります。ちゃんとつらい状況を話してもらって、希望をお聞きして、病状の説明をすると30分でも足りないくらいです。「時間」は「診療の質」の目安になると考えています。

Point4:質問しやすい、相談しやすい診療の雰囲気

お一人に十分な時間を取っているので、分からないこと、不安なこと、困っていること、どんなささいなことでも聞いて下さい。ホッとして、感極まって涙を流す患者さんもおられます。私たちはそんな患者さんの思いを受け止める覚悟で診療に臨んでいます。

Point5:恥ずかしさに配慮した番号札呼び出しと完全個室診察室

来られてから帰られるまでお名前でお呼びすることはありません。また診察室の声が待合室に丸聞こえにならないよう、完全に離れた場所にある個室で診察しています。明るく楽しい肛門科なので、大きな笑い声は漏れることがあるかもしれませんが^_^;

Point6:女性専門医による「女性のための診察時間」がある

肛門科を標榜している女医さんはたくさんいますが、専門医や肛門科だけをやっている女医は非常に少ないです。「女医であること」ではなく「専門性」にこだわった女性外来です。

Point7:必要のない手術、患者さんが望まない手術は行わない

手術が必要かどうかは医師の診立てにより随分判断が異なります。他の施設で「手術が必要です」と言われたケースでも、手術せずに治ることもたくさんあります。またどんなにひどい痔があっても、その痔のせいで患者さんが困ってなければ手術はいらないと考えています。手術せずに痔と付き合うこともできるのです。「いやなら切らなくてもいいんだよ」の一言で笑顔になる患者さんもたくさんいます。実際、当院で手術を受ける患者さんは全体の5%以下です。みんながみんな手術ではありません。「切らずに治す」「切らずに付き合う」選択肢も提供しています。

Point8:一人一人に合った排泄管理を指導する

痔は排便習慣の結果です。痔になった習慣を直さなければ手術をしても何度でも痔を繰り返します。だから本当の根本治療は薬でもなく、手術でもなく排便習慣を改めることです。それはお一人お一人違うので、個別にゆっくりと時間をとって生活指導までしています。「痔は便通の結果。便通は生活の結果。」なんです。

Point9:治療のゴールは「患者さんの笑顔」

肛門科に来たくて受診している人なんていません。今のつらいオシリの状況を治して、快適な生活を手に入れるために来られています。だから本当の治癒とは「肛門科に通わなくても良くなること」「オシリのことを忘れて生活できるようになること」なんです。治ってお別れするときの患者さんの笑顔が私たちのゴールです。

Point10:セラピードッグによる癒やしがある

当院のセラピードッグ「ラブ」は決して吠えたり噛んだりしません。たまにクゥーンと鳴くことはありますが、ワンワンとかウ〜ッ!って吠えません。癒しを必要としている人を察知し近寄って行く本当にやさしい犬です。診察や手術の時も、緊張してたり泣いたりする患者さんの時は眠らずに活動しています。犬が怖い犬が苦手っていう人でも「ラブちゃんだけは大丈夫なんです!」と言われます。ラブは私たちの誇りです。

日帰り手術と入院手術の違い

まずは一番気になる「術後の痛み」についてです。これは正直、やってみないと分からない‥‥という答えになります。痛みは感じるものであって本人にしか分かりませんし、客観的に測ることはできません。

また同じ痛み刺激を加えても、痛みの表現方法は人によって違います。大袈裟に表現する人もいれば、ぐっとこらえて笑顔の人もいるので、本当のところはご本人にしか分からないでしょう。

ですが、当院の手術は覚悟していたよりも痛みが少ない、あるいは全然痛くなかった!と喜んでくださる方が多いです。具体的にいうと、例えば入院手術の場合だと、翌日から笑顔で外出されています。痛み止めも飲んでない人が多いです。手術後も普通に座って食事をされています。

お見舞いに来られた人が「本当に手術をしてもらったのか?!」と驚いてます(たいていは他施設の手術経験者)。これは同業者の医師に話しても信じてもらえないことが多いです。他の施設のことは知らないのですが、よく「痔の手術は痛いよ」と言われているようです。

手術後は痛くて眠れなかった‥‥
病室のベッドの枠を握りしめて痛みに耐えた‥‥
痛くて術後1ヶ月くらいはイスに座れなかった‥‥
術後しばらく歩き方も変になり、ふつうに歩けなかった‥‥

こんなふうに想像しておられる方が多いです。当院の術後患者さんではそういう方はごく少数で、大半の方は元気に明るく過ごしておられます。入院中に診療所から出勤された患者さんもいるくらいです。あまりお勧めはしていませんが。

これに対して日帰り手術についてです。当院では、入院手術よりも日帰り手術の方が痛みが強いです。これは手術のやり方の違いから来ています。特に手術後2〜3日は結構痛いです。でも、皆さんが想像なさるようなものすごい痛み方に比べると、ましだと思います。

痛いのはだいたい術後2週間くらいまでで、その後は痛み止めも必要なくなってきます。手術して1ヶ月以上たつのに痛み止めを手放せない、イスに座れないという患者さんは、あまりおられません。当院では早く治ることよりも確実に治ることを優先していますので、治癒までの平均的な期間は大体1ヶ月半くらい、手術して3ヶ月もたったらほとんど全員完治となります(他の施設では治癒まで1ヶ月と説明しているところが多いと思います)。

もちろん、治るのに3ヶ月以上かかるツワモノも少数おられますが、状況の解説をしながら治るまでのお付き合いとなります。(ただし、痔瘻の日帰り手術は、標準でも治癒まで3〜4ヶ月かかります)

日帰り手術を受けられる患者さんは、土日の休みを利用されるパターンが多いです。金曜日だけ会社を休んで手術を受けて、月曜日の朝から出勤です。月曜日の夜の診察に来られるケースが多いのですが、皆さん、週末は痛かったけど何とか会社は休まずに行けたと言う方が多いです。もちろん、手術の傷にとっても仕事をすることは特別問題はありません。

もちろん、会社に内緒で手術を受けておられる方は、仕事を休めません。「痛いけれど仕事を休まずに行くことが出来る」または「痛かったけれど歯を食いしばってなんとかがんばった」という程度の痛み方が一般的です。もちろん中には、「やっぱり痛みが辛いから休んだ」という方も少数おられます。

当院に来られた患者さんには日帰りがいいのか、入院がいいのか迷っている場合に、「痛いのがイヤだったら入院手術、美容的にきれいに治したいのであれば日帰り手術」と説明しています。手術後はどうしても肛門がむくんだり腫れたりするものです。その程度がひどいと腫れやむくみがひいたあとにたるみが残ってしまいます。それは痔ではないのですが、気にされる患者さんが多いです(特に女性患者)。

「術後皮垂」というのですが、私たちは痔という病変を切除するだけでなく皮膚のたるみもきれいに取るようにしています。ですから術後にできた気になるたるみは患者さんの希望を聞いて取ることもよくあります。

それは無料で行っています。そこまで含めた手術代です。

日帰り手術の方が腫れが少なくきれいに治りやすいという特徴があり、若い女性患者さんで見た目を気にする方には日帰り手術をすすめています。手術をしたのがバレないくらい、どこを手術したのか全く分からないくらいキレイに治るのが日帰り手術の特徴です。

じゃあ、入院手術はキレイに治らないのか?
というとそういうわけではありません。日帰り手術と同様に術後皮垂なしでキレイに治る方も多いです。残念ながら術後皮垂が残った場合でも、後で処置を追加することでかなりキレイな状態で治っていただけると考えています。

入院手術では刃物で切って糸で縫ったりする手術なのですが(*)、こういう手術では、どんなに気を付けてもある程度は腫れるのことが多いのです。もちろん腫れないように工夫をしながら手術をしていますので、少ない腫れで済んでいると自負していますし、こういった腫れの多くは時間が経つと肛門の自然なしわの一部になって見えなくなってしまいます。私たちは「馴染む」と表現していますが、馴染むのには早くて1〜2ヶ月、長ければ2年近くかかるケースも経験があります。

なお、術後皮垂の切除はやらなければいけない処置ではありません。病気ではないので、気になってしまう方だけが対象です。

肛門科の手術は術後後遺症を防ぐために切除範囲は最小限にするべきと考えられています。「取りすぎにならないように気をつけながら取る」わけです。このため一般的に勧められている手法は、痔核組織のみを切除して皮膚のたるみは意図的に残したり、大きなイボだけ取って小さなイボは残す、というものです。

しかし実際には、皮垂の切除も丁寧にやれば後遺症を防ぐことができるケースが多いと考えています。ただ、処置自体も、術後経過観察も時間をかけてじっくりやる覚悟が、医者にも患者さんにも必要です。つまり、現状の保険診療のシステムには馴染まないのだと思います。

上記のような理由から不適切な手術(取り過ぎによる後遺症)でお困りの方もおられます。どうぞ、手術を受ける時には、よく考えて納得してから、また、よく調べて選んでからにしてください。

医師の専門性に疑問が残るときには当院のホームページにある「肛門科の選び方」をご参考になさってみてください。

肛門科の選び方

(*)注、手術では自然に溶ける糸も、溶けない糸も使いますが、当院ではどちらも術後1〜2週間で自然にはずれるように使います。通常は抜糸はやりません。

日帰り/入院手術の流れ

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日帰り手術

[手術決心!]
↓	術前検査(約30分)血液、尿、心電図など、手術が安全に受けられるかのチェック
↓	手術の説明と同意(約30分)
[手術日]
↓	決められた時間に来院(家で排便を済ませてくる)
↓	いざ手術室へ!
↓	手術(10分ほど)
↓	休憩(15〜30分)
↓	診察・おしりケア指導(10分くらい)
↓	帰宅!
[1〜3日以内に1回目の外来診察]
[週に1回の通院(1〜2ヶ月くらい)]

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入院手術

[手術決定!]
↓	術前検査(約30分)血液、尿、心電図など、手術が安全に受けられるかのチェック
↓	手術の説明と同意(約30分)
[手術日]
↓午前	午後
1日目(当日)	金曜日	診療所へ入院受付	手術までお部屋で待機
↓(手術の順番は事前にお知らせ。午前or午後に手術)
2日目	土曜日	診察	そのあとはフリータイム
↓シャワーOK!
↓局部麻酔の人は外出もOK!
3日目	日曜日	診察	局部麻酔の人は外出もOK!
↓腰椎麻酔の患者さんも外出もOK!
↓院内コンサート♪
4日目	月曜日	診察
5日目	火曜日	診察	自力整体
6日目	水曜日	診察
↓退院!
[退院から1週間後に1回目の外来診察]
[週に1回の通院(1ヶ月くらい:3〜5回)]
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